ドイツの作家ミヒャエル・エンデシュタイナー学校の卒業生やったらしい。
知らなかった!ルドルフ・シュタイナーの思想を背景にした学校。
教科書なし、テストなし。点数は付けないので、通信簿はその生徒にふさわしい
詩を先生が贈るという内容。感性を育てるといか、感性で育てるというか。
エンデは公立学校でドイツ語の成績が悪くて落第したんやけど、転校先の
シュタイナー学校では通信簿に「颯爽たる詩人」「古今東西の文学をめぐり教師
に論争を挑む」と書かれてたみたいです。
母国語を落第したということかな?それで作家になるというのは凄い。
作家の背景を知ってから作品を読むのは面白い。
又ちょっと読みたくなりました。


日本にもシュタイナー思想を掲げる学校がいくつかあり、母親は私をそこに
通わせたかった様です。シュタイナーとは関係ないけど通っていた保育園は
そんな感じでした。毎日散歩、しょっちゅう遠足、園児はいつも泥だらけで
縄跳び(自作の縄で)、竹馬、こま回し、凧揚げ、染色、色々遊んでいました。
一番思い出深いのは近所の米軍通信基地への散歩です。
立ち入り禁止のフェンスの登り方を保母さん自ら園児に指導。
広い広い野原に皆で忍び込んで、しばしば皆で草花遊びや昆虫採集をしていま
した。あれは違法やったのか、米軍に見逃して貰っていたのか、本当は立ち入り
禁止ではなかったのか。今となっては謎ですが楽しい思い出です。



本日は新聞記事からの話題でした。
他にもホルスト組曲『惑星』の話とか、何世代も人の手で育てられた魚は
放流されても上手く子どもを残せないという調査結果とか、広げてみたい記事
内容は他にもあったのですが思いのほかエンデ話が長引いたのでまた今度。
新聞って良い読み物です。経済とかは流し読みやけど・・・色々な方面の
話題を知れるというのは良いことです。