もうすぐ卒論発表。卒論提出も間近に迫りつつあり。
論文自体はもう出来ているので今は発表練習だけなのですが、あと4週間ほどで卒業かと思うと何だか胸がわ〜〜っとなります。とうとう4年が過ぎたのかという思いと、やっと京都に帰れるのかという思い、長崎もあとわずかかというちょっと物寂しい感慨などがぐるぐると。春の匂いってそういう気持ちをさらにかき動かすような気がします。
4月からは全く新しい生活が始まる、というのは、安定を好む気のある私には少々不安。でも不安は不安を呼ぶのでまあいいや。
春に新生活が始まるというのは気持ち良いものだし。冬に始まるより何だか気持ち良い。
そういえば高校は卒業してないから卒業式って9年ぶり。
これまた感慨深い。
大事に過ごそう。

ジョン・レノン色々、明日に架ける橋、What a Wonderful World、
A whiter shade of pale、I can't live、Unchained Melody、
Rhythm of the Rain、The Locomotion、Sherry、Don't Play That Song For Me、Piano Man、Have a Little Faith、Sugar baby love、好きにならずにいられない、Day Dream Believer、You are so beautiful、Time after TimeにThe Color。
悲しくてやりきれない、なごり雪恋のバカンス、学園天国、花、上を向いて歩こう、君といつまでも、春夏秋冬、夏休み、ルージュの伝言、春よ、来い。
イージューライダー、小さな恋の歌、家族の風景、にんげんっていいな、糸、サヨナラCOLOR、空に星が綺麗、歌うたいのバラッドカントリーロード(原曲も邦楽も)、スローバラード、JUMP、たしかなこと(ウルフルズ)、ひだまりの詩、ゆず、スピッツaikoバンプ・・・


ちょっと思いついてYou tubeに入れている曲をいくつか書き出してみたら、昔の曲が多い。
洋楽も邦楽も大体60年代、70年代、あと80年代辺りの曲が好みやからなあ。
でもラジオで聴いたりYou tubeで探したものくらいしか知らないから、昔の曲で良いのはもっともっとあるのだろうと思うと知りたくてたまらなくなる。
もし世界中が音楽で満たされてたら、とても幸福で美しい世界やろうなあ。そういう意味で、いつも道のどこかで音楽が流れてたキューバって良い街やったなと思い出す。



そういえば、アリスって無期限の休止宣言をしてからもう27年だそうで。
サザンも無期限の休止宣言やけど、何年かで帰ってくると無根拠に期待していました。帰ってくるの30年後とかやったら泣きそうです。出来ればもう少し早く帰って来て下さいと思いながら、サザンばっかり聴いてる今日この頃。
素敵な夢を叶えましょう、わすれじのレイドバック、心を込めて花束を、逢いたさ見たさ病めるMy Mind、シャ・ラ・ラ、夕日に別れを告げて、平和の牛歌、月、真夏の果実涙のキッス。桑田さんの声で歌われると何かほとんどの曲好きになってしまう。
あと由子さんの花咲く旅路も。

最近読んだ本。


『旧暦読本』岡田芳朗 著
『木とつきあう智恵』エルヴィン・トーマ 著
『共生のフォークロア』野本寛一 著
『ナツコ 沖縄密貿易の女王』奥野修司 著
『バイオダイナミック農法入門』ウィリー・スヒルトイス
『きのうの世界』恩田陸 著
『こどものころにみた空は』工藤直子・詩 松本大洋・絵
嘘つきアーニャの真っ赤な真実米原万里 著
『時雨のあと』『橋ものがたり』『花のあと藤沢周平 著
『世界が終わる夜に奏でられる音楽』楡井亜木子 著
『じいちゃんさま』梅佳代 著
オチビサン安野モヨコ
サライ

などなど。
卒論が旧暦についてなのでその関係の本が多し。
植物は新月の頃にはあんまり水分・養分を吸収せず、満月の頃にはよく吸収する性質を持っていて、新月の頃に伐採した木は腐りにくく虫がつきにくいという特徴があるそうです。
旧暦では1日頃が必ず新月、15日がほぼ満月、月末がまた新月直前と日付からその日の月の形が分かるので、農家や木こりや自然を相手に仕事をする人はこれを手がかりとしていたそうで。
『木とつきあう智恵』はオーストリアの言い伝え、『共生のフォークロア』は日本の
吉野・熊野地方の言い伝え。
新月伐採材の効果は実証されてることなのだけど、違う地方で同じことが言い伝えられているのが面白い。
昔の人の方が賢かったような気がします。自然のテンポに逆らわないところが。



梅佳代さんのじいちゃんは可愛かった。

11月末から昨日まで、久し振りに京都に帰っていました。
2年ぶりに会う人、4年ぶりに会う人、それ以上久し振りに会う人。
でも久し振りな気がしない人ばかりだ。
何人かで夜の京都駅にツリーを見に行ったり。
会えて話せて嬉しかった分、皆と別れた後は祭りの後のようでした。
長崎は長崎で楽しいけど、正直船の友達より心の近い人はそんなにいないのでやはり「関西恋し」の気持ちが常にあります。ホームグラウンドやわ。



出町の鴨川辺りのベンチには家族連れや老夫婦の姿。
京都駅ツリーの前でも家族で写真を撮っている人達がいたけど、「幸せ」という文字を思い出します。家族間で不幸せを作り出している人達も世の中には多いけど、やっぱり家族が幸せの原型であってほしい。自分が家族を持った時もやっぱりそうありたいものだわ。



御所の周辺、大木の黄葉がとても綺麗でした。
埼玉で暮らしてた頃雑木林やイチョウが近くにあったせいか、今でも秋の葉ではモミジよりも雑木林の黄色や赤、イチョウ葉、道に落ちているカサカサの葉っぱなんかが好きです。
よく覚えておこうと見てたら写真撮り忘れ。記憶が写真やな。



今サザンの祭りのあとを聴いててんけど、「粋で優しい馬鹿でいろ」と歌っていました。「野暮でイナたい人生を照れることなく語ろう 悪さしながら男なら粋で優しい馬鹿でいろ」。
粋で優しい馬鹿ってめっちゃ格好良いな。ゆずのてっぺんも最強の馬鹿を歌った歌で好き。
馬鹿な人は基本的に好きです。前向きな馬鹿とか優しい馬鹿とかひたむきな馬鹿とか素敵。
眠いせいか、夜中に書いているような脈絡のない文章だ。
まあいいや。

新大統領オバマさん。
勢いがあったから選ばれるだろうと思っていたけど実際選ばれてみると何だか感慨深い。アメリカという国で彼が大統領に選ばれたというのは、祖先が奴隷やった人とかにとってはほんまに夢が現実になったようなことなんやろうなあ。
実際にはまだまだこれからで、差別自体は根強く残っているのだろうけど、やはり
希望を持ちたくなる出来事だ。
わがままなガキ大将のようだったアメリカ、是非ともこれから変わって欲しいところです。

「よるめざめたとき 
はぢめての世界をみた
ふしぎな生生とした国が
四方八方に一ぱいにみえた
みえたとおもえた
それは私が
子供になっていたからだった」


「自分一人が幸福になることを念ったり、
自分の家のものが幸福になるのを念ったり、
自分の国が幸福になるのを念ったりするような、
たとえばそんな小さな念いではなく、
全世界、全宇宙、さらにもっともっときりのないものの
幸福をこそ念いたい」


昨日やったか、新聞に茂田井武という人のことが載っていました。
戦中・戦後に活躍した童画家の人。
載っていた絵が何となく好きで調べてみたら発見した言葉。
虫取りや縁日や駄菓子屋や学校や、小さい頃の風景を糧に普通の生活を描き続けた人。
いわさきちひろもそうやけど、小さいもののごく普通の生活を描く人が好きやな。
見た人が自分の小さい頃や今のありきたりの生活を愛しく大事に思うような。
そういう気持ちはその瞬間だけのものかもしれないけど、小さいものを大事に思う人や思う瞬間が世の中に増えるってことは、すごく幸せなことやと思う。
絵とか音楽とかスポーツとかささいな言葉や態度とか、みんな色んな形で世の中に幸せを振りまいてるなあ。
それもまた幸せやな。

10月28日から11月2日まで、祖母と母と3人展をすることになりました。
岡山で開くので何年ぶりかの新幹線乗車です。
時間があったり岡山に遊びに来る予定がたまたまあったりしたら是非どうぞ。
私は10月31日の昼から11月2日の昼までしかいないのですが、夢想庵(岡山市神町)という所にて。
出す予定の絵を1枚。