最近読んだ本。


『旧暦読本』岡田芳朗 著
『木とつきあう智恵』エルヴィン・トーマ 著
『共生のフォークロア』野本寛一 著
『ナツコ 沖縄密貿易の女王』奥野修司 著
『バイオダイナミック農法入門』ウィリー・スヒルトイス
『きのうの世界』恩田陸 著
『こどものころにみた空は』工藤直子・詩 松本大洋・絵
嘘つきアーニャの真っ赤な真実米原万里 著
『時雨のあと』『橋ものがたり』『花のあと藤沢周平 著
『世界が終わる夜に奏でられる音楽』楡井亜木子 著
『じいちゃんさま』梅佳代 著
オチビサン安野モヨコ
サライ

などなど。
卒論が旧暦についてなのでその関係の本が多し。
植物は新月の頃にはあんまり水分・養分を吸収せず、満月の頃にはよく吸収する性質を持っていて、新月の頃に伐採した木は腐りにくく虫がつきにくいという特徴があるそうです。
旧暦では1日頃が必ず新月、15日がほぼ満月、月末がまた新月直前と日付からその日の月の形が分かるので、農家や木こりや自然を相手に仕事をする人はこれを手がかりとしていたそうで。
『木とつきあう智恵』はオーストリアの言い伝え、『共生のフォークロア』は日本の
吉野・熊野地方の言い伝え。
新月伐採材の効果は実証されてることなのだけど、違う地方で同じことが言い伝えられているのが面白い。
昔の人の方が賢かったような気がします。自然のテンポに逆らわないところが。



梅佳代さんのじいちゃんは可愛かった。