庭のアンネのバラアンネ・フランクの庭に咲いていたバラの苗木。
「生きることが出来たら世界中の人の為に働きたい」というアンネの思いを
引き継いで、戦後アンネのお父さんが世界中に送られている苗木です。
世界の平和を祈って。
10年位前に申し込んで、2年後位に届きました。年に数株しか分けられないので、
お父さんが少しずつ順番に届けられていた様です。



遠い空の向こうに』。
後にNASAのロケット・エンジニアになったホーマー・ヒッカムの自伝を元に、
ロケットを打ち上げる夢に賭けた高校生達の姿を描いた映画。
良い映画観たなあ!という爽やか感いっぱいです。
笑えるし泣きました。
世界初の人工衛星スプートニクを目にしたことに触発されて、4人の高校生が
ロケット作りを始めるお話。ちょうど最近立花隆の『アポロ13号 奇跡の生還』
を読んだばかりやったからか、あの時代の雰囲気を感じる様でした。
ロケットって人類の夢というか、希望やったろうなあ。
今でも宇宙は人にとっては未知の空間でロマンを感じるものやけど、
スプートニクが打ち上げられた時の思いはもっと衝撃的やったろうと思う。
宇宙に対しての人類の思いって結構共通してるんやないかなあ。
ずーっと何万年も、宇宙は人にとって見上げるもので憧れの対象やったんやから、DNAにその思いが組み込まれてても不思議はないな、とか思って。
ホーマーの自伝読んでみよう。



それにしてもアポロ13号の事故って、NASAが設立されてからたった12年の時に
起きたんやなあ。酸素タンク2つのうち2つがだめになり、燃料電池3つのうち2つ
がだめになり、 電力供給ライン2つのうち1つがだめになるという事故。
燃料電池がだめになったらエネルギー源は一切なくなるし、水も供給されなく
なります。こんな事故は有り得ないと乗組員もNASAも思っていたようで、
「もしシュミレーションにこんな設定があったら、冗談はやめろと言っていた
だろう」という言葉がありました。
当時のアメリカの宇宙技術は始まったばかりやったのに、13号を生還させられた
って凄いことやなあ。