Mステーションにヒロトが出てました。歌番組に出て歌ってるの初めて見たかも
しれない。ラジオとかで喋る時はとてもゆっくりのどかな人なのに、歌うと凄い。
いきものがかりコイスルオトメがなぜだか頭にぐるぐる。
ともすると昨日記になってしまいます。
昨日とか、一昨日とかの話題を普通に書いてることが。



母親は3年位でどこかに引っ越したくなるらしい。
初耳です。こんな身近に遊牧民の如き性質の人がいたとは。
「何で引っ越したくなるん?」と聞いたら「何かうずうずしてきて移動したく
なる」とか。へえー。
土着民性質の私としては感じたことのない気持ちです。
どっか行きたいなあといううずうず感はあっても、ここを去ってどこかに
行きたいという気持ちにはなかなか。卒業して大阪帰ったら、もう引越しとか
したくないもんね。



昔は自分のこと土地にこだわる方やとは思ってなかったんやけど。
色んな土地を見てみたいという気持ちが強かったし。
それは今も同じなんやけど。


北海道の牧場にいた時に、自分がそれまでいた学校という所と全く違う
サイクルで生活をしている人達がいる、ということに何だか驚いて。
当たり前なんやけど、色んな所で色んな人が、その人にとって「当たり前」の
日常を送ってて、日本のどんな小さな町にも、世界中どこにでもその当たり前
が溢れてるんやということに気付いた途端、沢山の国に行きたくなり。



それで船に乗って、その思いは強まったんやけど、自分は日本で育った人間やね
んなという思いも強まり。「ジャポネジャポネ!安いよ!」など声をかけられ
続けたというのもその一因やけど、食材が違う、味付けが違う、音楽が違う、
草の色が違う、服の色が違う、温度が違う、その違いを意識して。
ある国の人には「日本の料理は味が薄い」とか「日本では何だか色がぼやけてる」
とか違和感を感じるものが、私にとってはとても心地良く懐かしいもので。
懐かしさは、そこで育ち続けたことによって感じるのかDNAで感じるのか
分からへんけど、とにかく私には日本のものが一番なんやなと自覚。



船を降りた後は「しばらく外国はいいや」という気分でした。
でも何年かすると又どこか行きたいなという気分が強まってきて。何でかなと
考えてみると、船の時はずっと移動し続けるのに疲れたんやねえ。
日本の我が家という拠点があって、そこからあちこちへ出ていくのは好き
みたい。拠点があるからこそ旅行を楽しめる様です、私の場合。