今日は近くの神社でお祭。お囃子の音が聞こえてきます。
去年は夜に見に行きました。高校のエイサー部の子達がエイサーを披露してい
て、橙色の明かりの中で何だか村のお祭という感じがしました。神社のお祭と
いうのは一種独特なものがあります。


今『東京タワー』を再読中。
図書館で今年のお正月に予約をしたら「恐らく(順番は)年を越します」と言われた
本。予想より早く手元にやってきました。
大分前に、うちの大学の付属高校の図書室で借りて読んだんやけどね。
利用者が圧倒的に少ないので図書館で人気の本もすぐ読めるのです。



夏に大阪へ帰った時茜ちんの家に『東京タワー』が置いてあり、
出かける前にぱらぱら〜っと見始め、(あ、今こんなん読んだらあかんやん)と思う
も時既に遅し、5分程度で涙ぼろぼろになってしまいました。
後ろから読んだのがいけんかったね。
「泣く」と評判の本でほんまに心底泣いた本ってあんまりないんやけどね。
『東京タワー』は良い本です。


あ、前読んだ劇団ひとりの『陰日向に咲く』も面白かったな!
発売したばっかりでまだ話題にもなってなかった頃なのですぐ借りられ。
それぞれ独立した5話に見えて少しずつ重なっていて、ストーリーテラーっぷりが
伊坂幸太郎みたいでした。
オレオレ詐欺を試みる青年が詐欺話を切り出せず、毎日おばあさんに「元気?」
「こっちも何とかやってるよ」とか電話を続けてしまうお話が好き。