日本。


そういえば『日本昔ばなし』の放送終わっちゃいましたね。紙芝居的なテンポと絵が好きだったので残念。


小さい頃は色々な昔話の絵本を読んでいましたが、特に好きやったのは日本の昔話でした。瘤取りじいさんや舌切り雀の様なのから、ヤマタノオロチや山幸海幸まで。
日本の風習や民話が好きなのはその頃が発端なのかもしれません。
大学を決める時には、日本の民俗学が出来るとこにするか環境が出来るとこにするか迷ってたくらい日本が大好きです。


荻原規子さんの、日本の古代を舞台とした本『空色勾玉』『白鳥異伝』を小5,6の頃読んで以来日本好きが更に高じましたねえ。前者はスサノオノミコト、後者はヤマトタケルの伝説を基にしたお話。あの伝説はほんまはこういう話やったんちゃうんかな、そうやったらいいなと考えてしまうくらい引き込まれてましたねえ。古事記の人物に皆血が通って見え始めましたもん。日本史や古事記が好きな人は読むと面白いかも。あの時期に読んだというのも良かった気がします。





すみっこにひょこっと咲いた白い花 私はそれがとてもうれしい / 『第6回若山牧水青春短歌大賞』より