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秋空。秋の雲です。「夏の終わりかけ」は過ぎ去り、もう「秋の始まり」となっています。前者の時期にはいつも寂しさが漂いますが、後者の時期は大好きです。清々しくて、何となくちょっと切ない感じが。夏が一等好きですが、秋になりかけ、春になりかけといった季節の合間も好きなので結局一年中が好きな季節です。

あー、京都の祇園に行きたいです。八坂神社から清水の手前まで(清水寺には滅多に入らず)、何かといっちゃああの辺りをブラブラしていました。和物のお店が沢山あって大好きな場所です。東京の浅草や巣鴨もあんな感じのイメージ。行ってみたいな。
春になると今度は無性に鴨川に行きたくなります。出町柳から鴨川まで歩いていって、毎年桜を見ていました。子どもの頃一度だけ上流の方に行ったことがありまして、背の低い満開の桜の木々から花びらが風に舞うさまは本当に。祇園と鴨川は私のお気に入りスポットです。

私は4歳頃〜小3頃までは埼玉に暮らしておりまして、急に京都に越すことになったんですよね。「明日引っ越すよ」と言われて。随分長い間京都に住んでいましたが、カントリーロードなんかを歌った時に思い出すのはいつも埼玉でした。

けど今はそこに京都や大阪も入ってきています。ずっと引越しばかりしていて、基盤となる一つの場所が無いことを寂しく思っていたのですが、今はそれもまあいいかという気分です。京都や大阪が私にとって懐かしい街になっているということに、離れてみて初めて気付きました。好きな人達がいる好きな場所が幾つもあるというのも素敵かもしれません。