谷川俊太郎『うつむく青年』より 魔法瓶のお茶が ちっともさめていないことに 何度でも感激するのだ 白いごはんの中から 梅干が顔を出す瞬間に いつもスリルを覚えるのだ ゆで卵のからが きれいにくるりとむけると 手柄でもたてた気になるのだ (大切な薬み…
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